ニャンコにいさんブログ

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小川悦司『フードハンター双雷伝』 あらすじ

イントロ
19世紀末、食の都上海。日本ソバの人気店「とびそば」看板娘の翔子を目当てに通いつめる2人の若者がいた。司馬雷鳳と響雷蔵。彼らは稀少食材を入手する凄腕フードハンターだった。

 

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『フードハンター双雷伝』あらすじ
(コミックス各巻ごと)

 

第1巻 鬼飴

 

翔子の父「とびそば」店主が病に倒れた。雷鳳、雷蔵、翔子はオニミツバチの蜜「鬼飴」をハントするため旅立つ。

 

雷鳳が驚異の足技・騎竜脚で巨大樹をかけ登り、雷蔵は巨大なシシヒグマと古代シリアの秘剣ダマスカスで闘い、辛くも手に入れた「鬼飴」で店主は一気に回復する。

 

*     *     * 

 

開店時の恩人・史進の店は、師匠を裏切った花栄の嫌がらせによって寂れていた。2人の料理裁判の日が迫っていた。

 

3人は史進必勝のための食材「天空茶」を求め旅立つ。

 

ちょっと?一言

『ジパング宝王伝』の司馬きょうだいの父・雷鳳と響鳶雄の父・雷蔵の物語です。翔子が2人のどちらかと結ばれたか、残念ながら、わかりません。

翔子の白ネコは「楽太郎」、鳶雄の白ネコも「楽太郎」。「とびそば」の「とび」は鳶雄の「とび」でしょうか。 鳶雄は雷蔵と翔子の子かな?と想像して楽しんでいます。

翔子は小川作品の中でも特に天真爛漫で魅力的な女の子ですが、注目すべきは、雷鳳の愛読誌『愛神星』の表紙を飾る豊満な美女たちでしょう。

ちなみに、花栄の料理を食べた際の美味表現で、翔子を中心に3人が脱衣しています。

「鬼飴」編最後のコマに、マオ、サンチェ、シロウの姿が見えます。サンチェは3巻でも顔見せしています。サンチェの店が上海だからということもありますが、小川先生のお気に入りキャラなのでしょうね。

 

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第2巻 天空茶、巨大亀「水弩」

 

「天空茶」は宙に浮く奇岩に生えていた。

 

雷鳳が騎竜脚で楽々手に入れたが、吊り橋に擬態した食中植物に捕らわれ、雷蔵に救われる。

 

史進は茶を用いた料理で裁判に勝利した。

 

*     *     * 

 

ミスコン女王の水蓮が「とびそば」でアレルギー起こし、巨額の損害賠償を請求する。

 

3人で巨大亀「水弩」の内臓をハントし、翔子が食べると瞬時に美ボディに変化、美女コンテスト賞金を獲得するのだった。

 

ちょっと?一言

ダマスカスで食虫植物の中から生還する機転は、『ジパング』の鳶雄が鉄球に襲われた時を思い起こさせ、血のつながりを感じます。

美味表現の脱衣はないのですが、茶葉の香の化身として裸の妖精たちが現れます。

また、翔子の変身場面では、服のボタンが弾け飛んで一気に豊満なナイスバディになります。小川先生の表現が弾けてきた感じがします。

そういえば、翔子の父復活場面(1巻)で、筋肉パンパンで服が裂けてましたね。

さらに、ひと言

2巻余白のこぼれ話にもありますが、『フードハンター』は1話目が4回あります。そのせいか質の高い良作がぎゅっと詰まっています。

マガスペ(『マガジンspecial』)読み切り(鬼飴)、マガスペ連載(天空茶)、マガジン本誌読み切り(水弩)、マガジン本誌(水蜜桃)。

病み上がりの先生としては月刊ペースの方が良かったのでしょうが、世間がそれを許さなかったんですね…。

本誌連載が短期で終了したことを考えると、『フード』ファンとしてはマガスペで連載を続けた方が良かったのかもと思ってしまいます。

 それにしても『フード』が電子書籍化していないのは不思議ですね。ちなみに『幕末双雷伝』『天使のフライパン』も電子化していません。

 


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第3巻 崑崙水蜜桃

 

「とびそば」に来店した美女・桃華は、10年かけ幻の桃「崑崙水蜜桃」を甦らせた苦労人。1週間後、県城に納品し認められれば助成金を得られるという。

 

雷鳳・雷蔵・翔子が桃華の村を訪れた夜、何者かに桃の枝がすべて切り取られ、村人たちにあらぬ疑いをかけられる。

 

3人は水蜜桃大老樹をめざし、巨大コウモリの超音波などに苦しめられながらも、桃を持ちかえる。

 

桃華は桃の氷菓で無事に助成を得た。

 

*     *     * 

 

史進の店で会食中、翔子が疲労過多で倒れる。

 

ちょっと一言

桃の美味表現で、翔子を中心に3人が脱衣でブランコに乗っています。桃の氷菓を食した県城将軍夫人は脱衣でペガサスに跨っています。このへんが美味表現の分岐点かもしれません。

『愛神星』はこの巻を最後に出てきません。ファンとしては残念です。

 

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第4巻 都察院の皇雲登場

 

雷鳳と雷蔵は特効薬となる食材をハントし、翔子を回復させた。

 

*     *     * 

 

都察院が市場の締めつけを始めた。

都察院の隊長・皇雲は、雷鳳と雷蔵に金剛魚(ダイヤモンドフィッシュ)のハントを依頼し、罠にかける。だが2人のコンビネーションは、皇雲の想像以上だった。


雷鳳・雷蔵は、かつて皇帝に仕えた久我晴明の後継者であり、西太后が求める永久食材(エターナルフード)の鍵を握る存在だという。

 

ちょっと?一言

この作品世界では、希少食材も珍獣たちも、とにかく巨大であることが共通の特徴ですね。小川先生は、1巻の巻頭に「でかい動物の魅力とインパクトに説明はいらない」と語っています。

皇雲は部下・小喬と懇意な様子ですが、小喬の方がかなり背が高いのですね。

小柄な少年と背の高い年上女子の組み合わせは、他にも見られます。『中華』のマオとメイリィ(『極』のジュンは更に背が高い)がそうですし、『天使のフライパン』の聡と綾もそうです。

小川先生のお好みなのでしょうか。小柄な少年の憧れを映しているようにも思えますね。

 

 

 

第5巻 永久食材(エターナルフード)

 

都察院主宰の料理万博の賞品は、不老不死をかなえる永久食材「神仙茸」。

 

翔子は、偶然、食料貯蔵庫「雷雷堂」に異空間「気根室」を発見。そこには久我晴明が仮死状態で安置されていた。

 

*     *     * 

 

帝都フードハンター王倫と呉用が、「神仙茸」を狙い、皇運を襲う。師匠の晴明を”殺した”2人は清国の支配を目論んでいた。 

雷鳳・雷蔵は兄弟子と相まみえ、雷鳳の「騎竜拳」で優勢に立つも、取り逃した。

 

雷鳳と雷蔵は、翔子とともに、兄弟子を追って旅立つ。

 

番外編 『Very Very Sweets Story フードハンター翔子』

史進の店で翔子は水蓮と相席になり、水蓮が史進に思いをよせていることを知った。翔子は協力しようと、水蓮を雷雷堂に連れていく。

 

ちょっと一言

『ジパング宝王伝』に続いて、未完です。

都察院、三界公、兄弟子など続々展開され始めたところで急に終了となってしまいました。気根室と『ジパング』のキュービックノアとの関係も気になるところです。

兄弟子の王倫と呉用は、『真・中華』のアルカンとカイユにイメージが重なります。呉用もカイユもナンバー2のように見えて首謀者です。

 


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