ニヤンコにいさんの「気になる記」。グーグルアドセンス「サイトにリーチできません」問題にハマってしまいました。
はじめに
当サイトは「お名前.com」で独自ドメインを取得した「はてなブログ(PRO)」です。
要約
グーグルアドセンスの申請時、最後の「サイトにAdSenseをリンク」のところで、「サイトにリーチできません」となってしまいました。
お名前.comの「URL転送設定」をすることで解決しました。
「サイトにリーチできません」となってしまった方へ
「サイトにAdSenseをリンク」画面の「サイトのURL」が「http://ホニャララ.com」のようになっているのではないでしょうか。
通常のGoogle検索画面で「http://ホニャララ.com」と入力して「このサイトにアクセスできません」となってしまうならば、お名前.comの「URL転送設定」が必要です。
つまり、「サイトにAdSenseをリンク」画面の「サイトのURL」でアクセスした時、自動的に本来のURLに置き換わらなければ「サイトにリーチ」してもらえないのです。
↓
「http://www.nyankoniisan.com」
アドセンスの「お申し込み」画面で「www.nyankoniisan.com」で入力し保存すると、次の画面では自動的に「http://www.nyankoniisan.comと表示されます。
↓
しかし、「サイトにAdSenseをリンク」画面では「http://nyankoniisan.com」に変換されてしまいます。
「www.」が消えてしまうのです。
これは「サイトにAdSenceをリンク」画面で修正入力しても同じです。やはり「www.」が消えてしまいます。
「www.」が自動的に消えてしまうことが「リーチできません」の原因です。
「お名前.com」の「URL転送設定」はオプション料金が毎月110円(税込)かかりますが、Googleがアドレスを自動変換する以上、転送設定が必要な状況になっています。
「URL転送設定」が有料になったのは2019年7月からだそうです。
諸先輩方の記事の多くではいきなり転送設定を始められるようになっていますが、現在では設定の前に申し込みをする必要があります。
ちなみに
「お申し込み」画面で、誤って「http://」をつけて入力したとしても、結局は「http://ホニャララ.com」となるので問題ありません。
しかし「https://」をつけて入力すると「https://ホニャララ.com」となってしまうのでご注意ください。
もし間違っても「サイトにAdSenceをリンク」画面の「サイトのURL」右側にあるペンマークから修正が可能です。
Google AdSense申し込み手順(ニャンコにいさんが行った手順)
「お名前.com」URL転送設定
1.「お名前.com」にログインする。
2.「ドメイン契約更新」画面を無視して、「オプション設定」をクリック。
3.「転送Plus」の「URL転送設定」をクリック。
4.「URL転送設定」画面。
該当ドメインの「お申し込み」をクリック。
5.「DNS追加オプションお申し込み(入力)」画面。
支払い方法を選び、「次へ」をクリック。
6.「DNS追加オプションお申し込み(確認)」画面。
規約などを確認後、「規約に同意し、上記内容を申し込む」をクリック。
7.「DNS追加オプションお申し込み(完了)」画面
下方の「URL転送」をクリック。
8.「URL転送設定(入力」画面
「転送情報」は「転送設定はありません」。右端の下「新規追加」をクリック。
9.「転送情報設定」画面。
「発送元URL」には何も入力せず、「www.転送設定」は「www.なしのみ」を選択。「転送先URL」に「http://」「www.nyankoniisan.com」と入力。
あとは変更せず、最後に「保存する」をクリック。
10.「保存しました」をクリックすると「URL転送設定(入力」画面に戻る。「転送情報」に入力した内容が出ているので確認。
Google AdSense 申し込み
「申請方法」を参照しながら、1項目ずつ入力する。
上記ヘルプに詳しく解説されているので、以下は概略と補足です。
1.Google AdSenseの「ログイン」をクリック。
2.グーグルアカウントにログイン。
3.「お申し込み」「支払先住所の詳細」を入力後「送信」をクリック。
4.「容易な広告掲載が実現」画面。「次へ」クリック。
5.「サイトをAdSenseにリンク」画面。
「サイトのURL」を確認。ペンのマークをクリックすれば修正できる。
6.コードをブログの詳細設定「headに要素を追加」欄にコピー。
7.「サイトをAdSenseにリンク」画面。「完了」をクリック。
8.「コードが見つかりました」画面。「閉じる」をクリック。
9.「お客様のサイトを審査しています」画面。
補記
参考までに試行錯誤した経緯を書きました。
単なる失敗談ですので、必要を感じた方のみクリックしてご覧ください。
10月6日 01:53 申込み開始
1.「サイトをAdSenseにリンク」画面で「サイトにリーチできません」となる。
2.諸先輩方の記事を検索し、ヒントを探す。
3.「お申し込み」画面でサイトURLを「http://」付きで入力していたせい、と考える。
この勘違いは以下のような記事を発見して、自分も同じ状況にあると判断したためです。
お名前.comでリダイレクト設定しただけではダメ。
アカウントをキャンセル(いわゆる登録削除をAdSenseではキャンセルと表現)して最初からやり直した。
「http://」はつけず「www.」から入力したところ成功した・・・
4.サイトURLは「お申し込み」画面で正しく入力しなおさないといけない、と思い込む。
5.AdSenseの左側サイドバー「アカウント」はグレーアウトしていて選択できず、変更やキャンセルができない。しかたなく、「確認せず続行」を選択し、無理やり審査に進んでしまう。
「コードが見つかりました」画面に以下の文があります。
これを読めば「アカウント」がアクティブになるのに日数がかかることが分かります。しかし、コードが見つからない状態では、当然このへんの事情が分からないので焦ります。
実際、「確認せずに続行」したところ、2日経過しないとアクティブになりませんでした。
10月6日 14:56 不承認メール
「アカウントの承認を受けるには、問題を解消していただく必要がございます」
10月7日 19:51 サイトURL入力不能になる
前日の不承認メールからアカウントに飛ぶと「AdSenseを使うには、いくつかの問題を解消してください」画面になる。この時点でも「アカウント」はグレーアウト。
「別のサイトを使用します」に「www.nyankoniisan.com」と入力。「サイトをAdSenseにリンク」画面になる。
サイトURLが「nyankoniisan.com」に変換されているので、再度ペンマークのところから、サイトURLを何通りか変化させて試す。
「24時間以上過ぎたら再度入力を」というポップアップが出て、入力不能になる。何回入力したかは覚えていない。
10月8日 19:51 「サイトをAdSenseにリンク」メール
入力不能の24時間後にメールが来る。
10月9日 01:18 アカウントをキャンセル
上記メール内容は「アカウントを有効にしましょう」。「サイトをAdSenseにリンク」画面にリンクしている。
ようやく「アカウント」がアクティブに。「アカウント」をキャンセル(いわゆる登録削除をAdSenseではキャンセルと表現)。
10月9日 19:50 「アカウントを有効にしましょう」メール
「アカウント」をキャンセルしたのに、前日と同内容メールが来る。
キャンセルが完成していないかも?と思い、すぐに再申し込みはせず、一日おくことにする。
10月10日 23:54 再申し込み
1.Googleの別IDを使って再申し込みすることにする。
最初のIDで「アカウントの再開」が可能だったが、まっさらな状態からやり直すことにする。
2.お名前.comのURL転送(リダイレクト)設定なしで試してみる。
3.「サイトをAdSenseにリンク」画面で、サイトURLが自動的に「www.」なしに変換される。
「お申し込み」画面でサイトURLを正しく入力したがダメ。「サイトをAdSenseにリンク」画面では変換された状態で表示される。ペンマークのところから修正してもやはり変換される。
ようやく、「http://」「https://」が問題ではないことに気づく。
3.諦めて、お名前.comのURL転送(リダイレクト)設定をする。
有料(100円+消費税)であることに驚き、一旦中止する。
2019年7月から有料になったことがわかり、再び諦めて、設定することにする。
4.「サイトをAdSenseにリンク」画面に戻って手続きし、無事「コードが見つかりました」となる。
現在は「サイトが停止しているか、利用できない」問題にハマっています。一難去ってまた一難・・・。